頭文字Dの最強マシンに挙げられている日産BNR34GT-R。知らない人のために紹介しておくと、主人公のAE86と同じチームの「もう一人の主人公」がFD3Sを操るのですが、その対戦相手として登場。相手のドライバーは伝説の「ゴッドフット」で峠仕様のフルチューンを施したFD3Sに、なんとほぼノーマルのBNR34GT-Rで互角以上の勝負に持ち込むというストーリー。
そもそもこの漫画には「溝落とし」などフィクションが多分に含まれていますけど、クルマの力関係に関してはやたらとリアリティを持たせる傾向がある(主人公のAE86だけは別格だけど・・・)。そんな作者が「フルチューンFD3S」と「ノーマル34GT-R」が互角の性能と判断するほどの当時は別格と言えるマシンだったようです。
以前このブログで、BMWの新型M3/M4が34GT-Rの復活だ!とか言っていたのですけど、よりタイトなサイズのボディになった「M2」というのが来年にも欧州とアメリカで発売されるみたいです。直6ターボ(380ps)ってなかなか「頭文字D」に出てくるR32みたいなスペックですが、これで「妙義山」とか全開で下るのはやっぱり怖いな。あの峠はやたらとに見通しが悪くて、ビビリの私にはどうも苦手です・・・。
このM2の見込み販売価格がおよそ850万円!ちょっと高すぎ・・・。もっとお手軽なモデルが有っても良さそう。日本メーカーは一体何をしているんだ?となりますよね。もちろんスバル&三菱からは現行がスタンバイしていて、他はシビックtypeRが2016年?MSアクセラが2017年?辺りになるようです。86のスーパーチャージャーモデルが販売店の企画で限定発売されるようです。現実的に期待できるのは新型フェアレディZが直4ターボになって高性能版が設定されることでしょうか。
最近ではポルシェもライバルメーカーの小型スポーツカーの高性能化に刺激を受けているようで、ボクスターとケイマンに第三のグレード「GTS」を発表しました。340psをミッドシップから発揮する軽量スポーツで、フロントエンジンのAWDで360psを発揮する「A45AMG」や「TT-RS」と同等以上の性能が出せるレベルというのがコンセプトのようです。
これらのクルマを全部ライバル車にして、新しい「頭文字D」始まらないですかね。主人公はトヨタ86に乗っていて、「ロータスエリーゼ」「ロータスエキシージ」「アルファロメオ4C」「アウディTT-RS」「A45AMG」「M2」「ケイマンGTS」「フォーカスST」「ゴルフR」などと対戦して、これらのクルマの弱点をことごとく晒してくれる内容を期待したいですね。
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