2013年12月23日月曜日

日本車の良さが分からない人は黙っとけ!

  ちょっと乱暴なタイトルで失礼しました。いきなりですが問題です。海外で日本車が特に人気の地域はどこでしょうか? 答えとしてはほぼ全世界という説明でもいいと思いますが、特定の地域を挙げるとしたら、北欧とオセアニア(特にニュージーランド)でのマニアックな人気が思い浮かぶでしょうか? なぜこれらの地域で日本車が人気なのか?それはドイツ車や韓国車が持ち合わせない日本車の長所がこれらの地域の実情に合っているからです。

  メルセデスやBMWのオーナー様を掴まえて、この質問をブツけるほど私には度胸がありませんし、これまでも一度としてリアルの知り合いで欧州車好きの人にこの手の話をしたことはないのですが・・・。そんなチキン野郎なので、まあ言いたくても言えないことをこのブログでささやかに発信しているわけです。

  週末には夜な夜な一般道路で走らせています。愛車のGHアテンザセダン20Sは日本車の中では高速道路適正が非常に高いクルマではありますが、高速道路よりも山岳地帯の峠道を走るのが好きです。1.5車線の峠道で行き交うクルマはみな5ナンバーな道路をノーブレーキでガツガツ走ります。このクルマ前方の見切りが必ずしも良好ではないのですが、不思議と左コーナーをインベタで走る際の見切りは異常なほど優れています。左に側溝がパックリ口を開けているようなコースでも、自信を持ってトレースできます。さすがマツダ車だなと唸らされるポイントですね。

  先日も遠出した先の京滋間の峠越えルート山中越を夕闇のなかを、比叡山の夜景を目当てに走りました。センターラインが全線あるものの5割以上の区間で側溝が開いているルートでしたが、全く怖くなかったですね。しばらく行くと前方にボルボV60とチューンされたアルテツァが意味不明に戯れ合っているのに追いつきました。地元ナンバーのくせにクルマの古さ故か、とんでもなく低レベルな争いでした。何をそんなにプレーキランプをパカパカさせながら走る必要が・・・。

  お友達同士の馴れ合いかと思いきや、ボルボだけが途中のコンビニにピットインしてしまい、結果的にアルテの逃亡を追走する羽目に・・・。後ろからSUVの速いのが来ているのも分かっていたので、仕方なく行きましたよ。フルエアロ&社外マフラー&車高調でいかにも「ドレス系」で、いかついホイールハウスに収まっているのは、鬼ではないけど「ややキャン」? そこまで下品な仕上げではなかったですけど、峠専用機のアルテをタタービン無しの「ドリ車風」スタイルに変える薄っぺらなスタンスにはイラッときましたね。「天誅」ってわけではないですけど、比叡山ドライブウェイの入口までべったり行きました(後ろがくるんだもん!)。

  つーかこういう薄っぺらいヤツらが日本車の尊厳を冒涜していて、さらに薄っぺらい輸入車好きが調子に乗ってバカな発言を連発するんでしょうね。アルテで走るコースとしては適切ですが、車高調でロールを奪ってしまったらせっかくの高性能サス(DWB)が台無しでは・・・。そういうバカセッティングは安物サスを使ってるVW、BMW、スバルでやってくれ! さらに「キャン」なんて論外です・・・。しかもボルボを峠でカモるなんて倫理的に間違っています。あいつら車重1700kgはありますから・・・。1200kgのアルテに巨漢を4人フル積載して走っている状態です。明らかに武士道精神に反する行為かと・・・。500万円以下のクルマで峠を走るなら日本車が絶対的に有利です。ミッドシップのポルシェかTT-Sでもない限りは輸入車で山なんぞ走るべきではないですけどね・・・。

 

2013年11月12日火曜日

S2000の走りは鳥肌モノだった・・・

  週6勤務が続き、急激に寒くなり疲労を感じてしまって、日曜日の午前中からの軽いドライブをキャンセルして日中は寝ていました。夕方に寝そべりながら競馬のG1レース「エリザベス女王杯」で武幸四郎が今年3つ目のG1勝利を見事に挙げるのを見届けると、不思議と元気が湧いてきたので、夕食に福生市の米軍基地近くにある旨いピザの店に繰り出しました。食欲もすっかり回復してチーズがどろんと載っているピザを平らげてさらにテンションも急上昇!国道16号を北上して299号線へと繰り出しました。

  日曜日の夜は「サザエさん・シンドローム」みたいなブルーな時間だったりするようですが、辺りも暗くなり紅葉見物のクルマもいなくなった秩父路は、この時間が最高のドライビングを堪能するタイミングのようです。秩父ミューズの夜景をお目当てに、ワインディングの続く299号線を軽快にすっとばしたのですが、全行程の半分が完全なる単独走行!ここまで空いていることは滅多にないのですが・・・。

  さて夜景を見終わっての帰路ですが、前方にソフトトップのスポーツカーが見えてきました。ロードスターかと思ったのですが接近するとホンダS2000でした。さすがはホンダの傑作スポーツカーだけあって、出口が見えないようなロングコーナーをブレーキランプをいっさい点灯させることなくきれいにクリアしていきます。なにより感心したのが、サス剛性の高さを生かして、高速コーナーでも内輪が浮き上がることなく車体が常にフラットで、きれいに駆動輪である後輪が接地している点です。

  ホットバージョンの峠の追いかけっこで、35GT-Rをも圧倒していたS2000のポテンシャルの高さ(峠ではS2000の方が絶対的に速い)は解っていましたが、実際にその走りを間近で見て納得しました。このコース(299号線)はホームコースと言っていいくらいに頻繁に出撃しているお気に入りで、これまでいろいろなクルマを後ろから見てきたのですが、どのクルマも車線内でリアが左右に大きく振られていて、このS2000ほど路面に吸い付くように安定しているクルマは見た事がありません。ポルシェ996やRX-7FD3Sと比べても、S2000が明らかに一番トラクションが安定しているのがわかります。

  あまりの見事な走りに目を奪われてしまって、うかつにも接近し過ぎてしまったようでS2000ドライバーがそれを嫌がって、突如スピードを上げて引き離そうとしてきました。しかしこちらは地元で大体どのくらいのスピードでそれぞれのコーナーがクリアできるかも頭に入っているので、無理のないペースでとりあえず追従します。実はこのコースはほとんど低速コーナーが無いので、極細トルクのS2000にとっては最高の走りが出来るステージだったりするわけですが、それは2LのNAのアテンザにとっても同じことで、さらに「地元」というハンデがあったのでなんとか付いていくことができました。

  このS2000が7000rpmオーバーまできっちり回していたかは不明ですが、コーナー出口からの加速はマツダのエンジンでもそれほど遜色なく、高速域での加速ではむしろ有利だったように思います。ただノーブレーキをはいえフロント外輪への過度の入力でコーナー出口でのコントロールに難があるFFに対して、しっかりとしたトラクションで加速が途切れないS2000は、先日別のコースで遭遇した86の加速とは雲泥の差がありました。やはり前後輪をダブルウィッシュボーンで武装しているのが大きいのではないでしょうか? それならばアテンザのエンジンを積んでいて軽量なNCロードスターもかなりの走りができるような気がします。ただ実際にこのコースを走るロードスターは、軽過ぎる車重のせいで車輪もろとも跳ねてトラクションが抜けるので、結局のところS2000には勝てない気がします。いやあS2000が欲しくなっちゃいましたね・・・。

  

2013年10月30日水曜日

5ナンバーFRがいよいよ復活するらしい・・・。

  頭文字Dに登場するクルマの多くは、現在のラインナップでは絶滅している「5ナンバーFR」でした。10年ほど前まではトヨタからも日産からも発売されていたのですが、いつの間にか無くなってしまいました。この背景には小型車をFFで作るというプラットフォームの共通化を余儀なくされるトヨタと日産の苦しい台所事情などもあったようですが、日本メーカーが世界に一番影響を与えたと言われているのが、小型スポーツカーだったわけですから、現状は寂しい限りです。

  トヨタのAE86、MR-S、アルテッツァや日産のシルビア系のS13・S14に属する240SX、マツダのMX-5、RX-7そして最後発となるホンダS2000といった辺りは、厳しい評価で知られる欧州メディアにも軒並み絶賛されていました。今でも世界中に愛好家がいるので、トヨタが久しぶりにFRスポーツ(GT86)を作ったら、その真贋以前に昔のネームバリューだけで売れてしまいました。おそらくアメリカや韓国のメーカーが同じものを作っても成功しなかったでしょう。

  世界は日本メーカーが再び小型スポーツを作るのを待っています。アルファロメオがマツダにOEMを発注してきたのも、欧州に於ける日本の小型スポーツの評価の高さゆえのことでしょう。スポーツカーのOEM生産なんて聞いたことがないですが、マツダクオリティのクルマなら欧州では、それこそネームバリューだけで売れてしまうでしょう。

  トヨタやマツダだけでなく、日産やホンダも新しいモデルを作ればとりあえず売れるはずです。ホンダがS2000のようなクルマを再び開発すれば、もちろんもの凄い反響が期待できるわけですが、実際のところこのクルマが登場してしまったため、他のクルマが売れなくなりシーン全体が冷え込んだと言われています。

  軽量さを誇る小型スポーツは当然ながら直4エンジンを使うものがほとんどです。ロードスターやMR-Sなどドライブフィールに拘るクルマはNAでせいぜい160ps程度を出すものがほとんどだったのですが、このS2000は直4NAで規格外の250psを出してしまいました。S-15シルビアターボと同等のパワーをNAで出してしまうというのはとても価値があることで、ターボよりも圧倒的に良いレスポンスでドライブを楽しむことができます。

  ホンダがこんな凄いクルマを作ってしまって以降、トヨタも日産も急激に冷めてしまった印象があります。マツダは自慢のロータリーエンジンあるいは、世界的なブランドカーになったロードスターの開発を続け対抗モデルを出し続けましたが、トヨタと日産の撤退で小型スポーツの売上はどんどん先細っていきました。S2000最終型の中古価格を見ると、5年5万キロで平気で400万円近い価格が付いていて、このクルマが頂点だったことを改めて感じます。そういえば頭文字Dの主人公にとって全編通して最大の強敵がS2000乗りの「ゴッドハンド」でした・・・。

  そんなホンダが5ナンバーFRを復活させるというニュースがありました。厳密に言うとミッドシップ(MR)なんですが、噂通りの軽自動車ミッドシップのS660が完成したようです。なかなか完成度が高そうで、しかも軽なので価格もお手頃でまたまた普通車のスポーツカーの勢いを奪うような「KY」なクルマなのかなという気がします・・・。

   ↓なかなか手際が良いですね。発売時期すら決まってないのに・・・
 

2013年10月27日日曜日

連載もあっけなく終わったので、好き勝手書いてみよう。

「スポーツカー と スポーツセダン と スポーツハッチバック の戦い」

  土曜日の夜にヨーロッパから帰国した彼女のみやげ話を聴くために、夜中にドライブに繰り出しました。交通量が多くて煩わしい道路を避けて、人家もなく山の稜線に沿ってはしるコースを2往復くらいしていました。途中に信号もほとんどなく、ほど良いアップダウンもあってアクセルだけで気持ちよく走れるルートで、しかも夜景がとても綺麗です。

  12時を過ぎそろそろ帰ろうと思い、折り返し地点からしばらく二車線の通りを引き返していたところ、信号待ちで左隣に排気音をチューンした「お下劣」ヴィッツがやってきました。ドライバーが窓越しにこちらを伺ってきて、何やら「獲物」を狙う野心的な目つきで、今夜は宛も無くさまよっているようでした。

  辺りにはそれらしきスポーツカーもなく、とても退屈そうでしたが、信号が変わってもしばらく登りなので、ヴィッツでいくら頑張っても勝負にならないし、前方にも信号があって遅いクルマが数台いるので、その場はなにもなく進みました。

  しばらくして「峠」コースの入口にさしかかり、右折して今夜の最後の1走に入ったのですが、後方からいきなりハイビームが飛びます・・・。振り返るとさっきのヴィッツでした。「オイ、まじかよ・・・」。つーかいくらなんでも2人乗りのドノーマルの一般車に絡むってどんだけヤンキーなんだよ。

  前方のプリウスはコース手前で曲って「イン」しないのが予想がついていたので、前が開けると、序盤の登り坂で一気にケリを付けようと思いました。今日何本も走っているアドバンテージもあってか、アクセルオンで春◯部ナンバーのヴィッツが少し離れました、向こうも必死にペースアップしている様子が伝わります。しかし排気量の差はどうもできず、もう少しでバックミラーから消えるかと思われたのですが、今度は前方に先にコースインしていた横◯ナンバーのトヨタ86が元気に走っているのが見えました。

  近づくとリアバンパーがメッシュの専用パーツに変えられていて、排気のメカが丸見えの「露出系」です。ほかの86にも見られますが、センター排気の上に赤い小さな反射板を付けるのが流行なのでしょうか? ミッドシップでもないのに赤いのチラチラさせるのヘンじゃないの。 それよりもとりあえず邪魔しないで、もっと頑張って走ってくれと祈ったのですが、ペースがたいして上がらず、さっきのヴィッツのヘッドライトが大きくなってきました。

  後ろが俄に渋滞していることに気がついて、86もやっとペースを上げましたが、エンジン音が甲高くなるだけで大して進みません、コーナーであれだけ後輪がはねてたらトラクションも掛からなそうです。コースは「HOT VERSION」でドリキンが走っている群サイにみたいなところです。タイト感がクセになるいい道なんですが、どうやら86にとってはそれほど楽しくないようです。こういう道の為のクルマじゃなかったのか? これじゃあ連載終わっても仕方ないですね。新しい86で続編なんて無理です・・・。

  ノーマル2Lのアテンザの方がトヨタのへなちょこスポーツより断然に峠で面白んじゃないの?って率直に思いました。スクエアのFA20よりもショートストロークのマツダLF-VDの方がブレーキさえしなければ、圧倒的に有利です。ただFF車は一旦止まってしまうと、再加速時のトルクステアがかなりキツいですが・・・。

  それにしてもFA20は騒々しいエンジンですね。登りでは5000回転を超えてるのかなという凄まじい音がします。ギアが合ってないのでしょうか?加速しません。あれだけの悲鳴を轟かして、NAのアテンザとヴィッツに追いまくられたらトラウマになっちゃうかもしれません。もっとマシなクルマだと勝手に思っていたのですが、この一件で評価が大きく下がりましたね・・・。



注意:
本ブログは危険運転を推奨するものではありません。万が一事故が起きれば人生に大きな影響を与えます。公道上で「煽り運転」のような不法行為を行ってくるクルマに対して、どのように身を守ればよいかの、一つの方針として提示しているものです。尚、当該ドライブにおいては、十分な安全マージンを取り「緊急避難」を行ったもので、違法行為ではないと考えております。



  

2013年2月9日土曜日

「イニD乗換特需」がやってきた!

  イニDに登場した世代の小型スポーツモデルの多くが2002年頃に消えていて、中古車もどんどん状態の良いものが少なくなってきました。自動車各社はこの「イニD乗換特需」をまんまと見過ごすわけがなく、というよりいまかいまかと待ち構えているようです。今年から来年にかけて低価格のスポーツモデルがたくさん出てくるみたいですね。

  トヨタは86よりもさらに低価格なものとさらに高価格のスポーツモデルを用意するらしいです。セリカとスープラの後継車種といった位置付けですね。どちらもFRになるそうです(モリゾー社長がドリ好き?)。イニDではAE-86トレノ・レビンの他にMR-2とMR-S(どちらも小柏カイ)、セリカ(茂木なつきの先輩)、スープラ(皆川英雄)とトヨタのスポーツモデルが勢揃いしてました。またラインナップ増やして、マンガの今後の展開へと繋がるのでしょうか?

  ホンダはNSXと軽スポーツ(ビート後継)を近々登場させるのだとか。イニD的にはNSXはちょっとオーバースペック感があったのだけど、サイドワインダーの北条豪が乗ってましたね。これがあっけなく高橋啓介に負けて、「何だったんだ?」感がハンパなかったです。東堂塾もホンダ車でしたが、意外とあっけなく負けてました。「塾生同士のバトルは厳しすぎて楽しくない」とか言ってましたね。塾生は全員ホンダ車に乗ってるのかな?とか想像しちゃいます。S2000はまだまだ個体が多いので、後継車はもうすこし先になるりそうですね・・・。

  ターボ技術が欧州で高く評価される(儲かる)ので、軽量でターボのついたスポーツカーを作るメリットが多くなってます。さらに小型スポーツは欧州・北米問わず、そこそこ需要もあるし、同じサイズで作れるし、ということでセダンを作るよりずっとハードル低いです。肝心のマツダがRX-7の後継モデルを作らないとイニDファンは納得しないし、まったく盛り上がらないので頑張ってスカイアクティブロータリーを作ろう(燃費は不明でOKですよ!)。

2013年2月2日土曜日

日本車が売れてる!

  2012年日本の自動車販売は前年比27.5%増だったそうです。トヨタが頑張って「ドラえもんCM」作った成果ですね!「イニD」だって頑張りましたよ。トヨタ86が無事に2万台も売れましたね。もし藤原拓海の愛車が86じゃなくてシルビアだったら、シルビアが復活してたのかな?とか余計なことを考えちゃいますね。日産はシルビアの扱いの酷さに、復活してもあまりイメージがよくなくて、またマンガのネタにされちゃうのを心配してるかもしれませんね。池谷先輩と中村健太といった実力がないドライバーが乗っているクルマのイメージになってるのかな。さらに神奈川のチーム「スパイラル」の奥山というドライバーが藤原拓海に瞬殺されたり、極めつけは、イツキの85を馬鹿にしたクルマオタクの2人組のクルマがS-15シルビアターボでした。藤原拓海が運転する85にあっさり抜かれて事故ってたような・・・。ひどい!ひどすぎる・・・。日産がやる気無くすのもよく解ります。
  でも日産は別の面ではイニDに乗っかってたと思います。ある意味「GT-R」ってのもイニDが箔を付けたから、あのスーパーカーの名前になったんでしょうね。今後は「FD」とか「EK9」とか「シルエイティ」とか出てくるのでしょうか。もっと復刻してほしいクルマを「マンガ」メディアでみんなで盛り上げれば、結構あっさり復活するような気がします。イニDではアルテッツァが雑魚扱いだったのが残念だな・・・。これからでもいいから、ストーリーの中でアルテッツァの凄いカッコいいライバルを登場させてくれないでしょうか?あと他にもFMCがあるのかどうかも怪しいのでホンダCR-Zとトヨタ86、スバルBRZもまとめて面倒みてもらいたいですね。これを全部持ち上げるのためにどのクルマを血祭りに挙げれば(シルビア役)いいのか?という問題もありますけどね・・・。しつこいですけど、スバルがWRXを作り続けるのも、三菱がエボを作り続けるのもイニDのおかげです。イニDなかったら、スポーツカーは絶滅してたかもしれないですよ。
  

2013年1月29日火曜日

イニDのクルマでほしいのはどれ?

  マンガで見ている分にはいいですが、いざ「自分のクルマをイニDから選べ!」となると困っちゃいますね。

イニDのクルマカタログ PART Ⅰ


藤原拓海・・・トヨタスプリンタートレノ(AE86)

2ドアでデザインはクラッシックカーばりの風格。白黒の塗り分けだったらどうしても目立ってしまう。まともな感性の人には乗れないクルマになってしまっている。状態の良い中古車はプレミア価格なのも厄介だ。
評価・・・スペシャル感★★☆☆☆/デート受け★☆☆☆☆/経済性★★★☆☆


高橋啓介・・・マツダRX-7(FD3S-typeR)

歴史に残る画期的なデザインでイギリスの高級紙テレグラフが選ぶ20世紀の名車で12位(日本車最高位)になった。やたらと大きいウイングを搭載した改造をするとせっかくのデザインが台無しだなと思う。結構そういうクルマを見かけますね。このクルマも人気でプレミア。しかもロータリーエンジンは多走行だとリスクが大きい。いいクルマですがなかなか手を出しにくい。
評価・・・スペシャル感★★★★★/デート受け★★★★☆/経済性★★☆☆☆


高橋涼介・・・マツダRX-7(FC3S∞Ⅲ)

アニメではFDよりも高級感があって良さそうに描かれているが、実車はリアのデザインが当時のセダンと共通だったりしてちょっとがっかりする。前と後ろで別々のクルマを切ってつなげたようなサイドシルエットも好きになれない。イニDに興味ない人からみたら古いただのスポーツカーでしかない。高橋涼介の熱狂ファン以外は無理に買うクルマではない。
評価・・・スペシャル感★★★☆☆/デート受け★★★☆☆/経済性★★★☆☆


中里毅・・・日産スカイラインGT-R(BNR32v-specⅡ)

1989年デビューの割に劣化のすくないデザインだと思う。リアのデザインもシンプルかつなかなか大胆で秀逸です。一番のネックは車高が低い3BOXカーがとても珍しくなっているので、道路上では妙に違和感があって目立ってしまいます。さらに音や燃費も強烈だ!
評価・・・スペシャル感★★★★★/デート受け★☆☆☆☆/経済性★☆☆☆☆


庄司慎吾・・・ホンダシビック(EG-6SIR-Ⅱ)

この1991年式シビックは当時の日本車クオリティーを示すように4輪にダブルウィッシュボーンを配した豪華装備。1.6Lで170馬力のV-tecエンジンで車重1050kg。いまこのままの装備で出てきたら大ヒット間違い無しのパッケージだ。86ほど価格も高騰していないので良い程度の中古車を50~60万で手に入れて内装に手を加えて締めて100万くらいかければ、いまでも通用するいいクルマだ。
評価・・・スペシャル感★★☆☆☆/デート受け★★☆☆☆/経済性★★★★★


この5台だったらホンダシビックがベストな選択かも。次がFDかな。

2013年1月27日日曜日

コンパクトカーでイニD

若者のクルマ離れを防ぐためコンパクトカーに焦点をあててみました。さすがはコンパクトカー大国・日本ですね。車種の数にはまったく困りません。

藤原拓海・・・トヨタIQ(1.5Lスーパーチャージャー150馬力)
 『秋名のIQ』小さな車体を天才的なドリフトで操る
高橋啓介・・・マツダデミオ(2.3Lターボ280馬力)
  トルクステアをコントロールする抜群のアクセルワーク
高橋涼介・・・マツダベリーサ(2.3Lターボ250馬力)
 『赤城の白い彗星』そのモダンなデザインからは想像できない異次元の走り
中里毅・・・日産マーチ(2.6Lターボ350馬力)
 モンスターマシンにチューンナップ
庄司慎吾・・・ホンダフィット(1.8L.NA200馬力)
 NA1.8LのVテック200馬力・8000回転オーバーで強烈な加速
須藤京一・・・三菱ミラージュ(2Lターボ300馬力)
 2Lターボ300馬力DITエンジン搭載・クロスMTで脅威の加速
秋山渉・・・トヨタヴィッツ(1.5Lツインチャージャー250馬力)
 どこへ飛んでいくか解らない軽量ハイパワーを絶妙にコントロール

池谷先輩・・・日産キューブ
 緑とグレーのツートンでSUVっぽく見える
健二先輩・・・日産ノート・スーパーチャージャー
 ほぼ市販モデルのメダリスタ
武内樹・・・トヨタパッソ
 「てっきりトヨタのクルマだと思ったらダイハツ製だった・・・、なんか変に安いと思ったんだ〜。くそ〜拓海みたいなトヨタ車に乗りたいぞ〜」


若干危険なモデルもありますが、各メーカーが市販化してくれるといいですね。どれも楽しいクルマなんだけどな(下の3台は除く)。

高橋涼介「日本のコンパクトカーは車重とエンジンスペックのバランスを取って仕上げることが大切だ。ダウンヒルでは姿勢制御が不利なハイパワーターボは諸刃の剣だ。」

2013年1月26日土曜日

イニDについて

  このマンガ(頭文字D)は確かに、反社会的な部分も多く問題なんですが、日本経済を刺激するくらいのインパクトがあるとても意義深い作品です。実在の日本車を使い、クルマについてかなり本格的に下調べがされていたり、登場するコースが実在の場所であったりと、ヒットする要因はいろいろありますが、マンガだから表現できる公道レースの「アウトロー」さが大きいと思います。サーキットでドリフトを見せられてもどこか予定調和でありスリルはないです。あくまでマンガだから描ける世界だから多くの人が夢中になれるのでしょう。
  また登場人物の個性がとてもよく尊重されていて、多くのライバル達がみんなかっこいいです。藤原拓海と高橋兄弟以外のドライバーも魅力たっぷりですね。台詞がいいですね。あと登場する女の子もとってもかわいいです。



かっこいいライバルランキング


第5位 秋山渉(埼玉北西エリア連合)


第4位 大宮智史(チーム246)


第3位 二宮大輝(東堂塾)


第2位 中里毅(妙義ナイトキッズ)


第1位 須藤京一(エンペラー)




2013年1月24日木曜日

今のクルマでイニD

クルマが古すぎてファンがいくら憧れてもクルマがないので、最新のクルマに乗り換えました。

藤原拓海・・・トヨタ86(2LのNA/200馬力)
「オレはこの新しい86で一つ一つハードルを乗り越えていくんだ」
高橋啓介・・・マツダスピードアクセラ(2.3Lターボ/350馬力)
「なんでFFなんだよ兄貴?マツダは早く新しいFRスポーツをつくりやがれ!おれのイメージカラーのコンペティションイエローマイカが無いなんて最悪なんだよぉ!」
高橋涼介・・・マツダスピードアクセラ(2.3Lターボ/256馬力)
「オレがマツダに乗り続ける理由はスポーツにかけるストイックなまでの姿勢に共感するからだ」
中里毅・・・日産GT-R(3.8Lターボ/550馬力)
「このクルマに出会っていままでライバルだった奴らがライバルでなくなった・・・」
庄司慎吾・・・ホンダCR-Z(1.5Lターボ+M/170馬力)
「ホンダがFRスポーツを作るならそのときは乗り換えるさ」
須藤京一・・・三菱ランサーエヴォリューションX(2Lターボ/350馬力)
「エヴォⅢと比べたらデカくて、遅くて、曲がらない・・・」
秋山渉・・・トヨタオーリスRS(1.8Lスーパチャージャー/250馬力)
「こういう古いフォーマットのクルマで最新のクルマを追いかけ回すのが最高に楽しいんだ。」

池谷先輩・・・日産ラティオ(1.5LのNA/110馬力)
「シルビアより広くなってこれで拓海の応援にいくのも楽だな。」
健二先輩・・・日産ノートスーパーチャージャー(1.2Lターボ/130馬力)
「いくら相手が拓海でもNAの86にオレのスーパーチャージャーが付いていけないわけないだろ。」
武内樹・・・トヨタオーリス(1.5Lターボ/150馬力)
「オレも拓海みたいな86ほっしーな!」

まったく成立してないですね。2戦目で拓海が中里に勝てずに終了・・・。

明智平@日光いろは坂

  シーズンオフともなると明智平(@いろは坂)はだいぶ寂れています。紅葉じゃないシーズンにも客を呼ぶために、駐車場の入り口に「須藤京一」の銅像でも建ててみたらどうでしょうか?景色は素晴らしいですが、あまりに駐車場が殺風景な気がするもんで。レストハウスの食堂の人もなんだか暇そうでしたよ。
  え?なんで主人公でなく敵キャラなんだって? 須藤京一かっこいいじゃないですか!あの漫画でも最強レベルのドライバーです。高橋啓介くらいなら軽く捻ってしまいそうな感じですが・・・。
  ちなみに藤原拓海との2回目のバトルの後、「あいつは数年後4WDに乗っている!」っていう謎の予言を残してます。神奈川決戦が終わったらいよいよスバル車に乗ってラリー編とか始まるのかな?